以前より GoPro 社が提供しているスマホアプリ "Quik" を使っていますが、 なんだか最近、「これ以上使うならかねはらえ」的なことをアプリが言ってきます。
GoPro 本体を使っているのだからそんなこと言わずに使わせていただきたい。
サブスクしない場合の制限事項とは
Quik のサブスクリプション課金していないと、ざっくり次のことが制限を受けます。
- テーマ: トランジションとかタイトル文字とか。
- 最近追加されたものはサブスクリプション対象
- 昔から存在するものは課金せずとも使える
- どうせスライドショー的な動画しか作らないなら気にする必要なし
- つまり、サブスクいらね
- 音楽: 公開しても著作権等の問題が無さげな音楽。
- 最近追加されたものはサブスクリプション対象
- 昔から存在するものは課金せずとも使える
- 自分で音楽を追加しても使える
- つまり、サブスクいらね
- 動画・画像のインポート: GoProで撮影した素材やスマホで撮影した素材の取り込み。
- 取り込んで編集できる個数に制限あり
- サブスク登録していないと、「これ以上取り込むなら課金しろ」と言われる
- 勘弁してくれ
1つ目と2つ目は、使わないからどうでもいい。
けれども3つ目、僕個人的な使用方法では、スマホで撮影した動画と静止画を編集したいことが多いです。
ほんと勘弁してほしい。
しかしながら以前のバージョンでは、特に制限なくインポートできたような記憶があります。
さて、過去に遡ってみることにしましょうか。
過去バージョンとの比較
現時点(2023-03-25)での Quik アプリの最新バージョンは 11.12 たぶん。
これは無視して、古いバージョンの Quik アプリを入手します。
あ、Android です。
なお、入手する方法はここでは述べません。
調査する項目は次のものです。
- インポートの制限
- スマホで撮影した素材を無制限に・もしくは実用上問題無い個数を取り込める。
- 最重要項目。
- 画質設定を全てのクリップに適用できることの有無
- ある素材の画質調整値を、その他の全ての素材に対していちどに設定できる。
- これがあるとだいぶ捗る。
- 出力画質選択の有無
- 720p もしくは 1028p、高画質、H.264 もしくは HEVC などの選択ができる。
- インポートした画像の印の有無
- 取り込み済みの素材かどうかがわかると、2重取り込みを防げる。
ということで↓
バージョン | インポート 無制限 (GoPro無) |
インポート 無制限 (GoPro有) |
画質全適用 | 出力画質選択 | 取り込み印 |
---|---|---|---|---|---|
7.3.2 | ○ | (未検証) | 無し | 無し | 無し |
8.11 | ○(たぶん) | (未検証) | ○ | 無し | 無し |
10.0 | × | ○(たぶん) | (未検証) | 無し | ○ |
10.3.2 | × | ○(たぶん) | ○ | ○ | ○ |
10.4 | × | ○(たぶん) | ○ | ○ | ○ |
10.5 | × | × 45個まで | (未検証) | ○ | 無し |
10.5.1 | × | × 45個まで | (未検証) | ○ | 無し |
10.5.2 | × | × 45個まで | (未検証) | ○ | 無し |
アプリに GoPro の登録をしている/していない でも振る舞いが変わるとは思わなかった・・・
変な制限を設けないでほしいよまったく。。。
ふぅ。つかれた。
まとめ
- GoPro を持っている場合
- バージョン 10.4 が最適。GoPro を接続(登録)すればインポートの制限は無視できそう。
- GoPro を持っていない場合
- バージョン 8.11 。
ということで僕にとって最適な Quik アプリは、バージョン 10.4 。
以上。