はじめに
ダイヤグラムを描くときに、<<ステレオタイプ>>
を追加できます。
こんな感じ。
[過去] <<表示したくない>> [未来] <<表示したい>> [現在] <<表示したい>>
<<ステレオタイプ>> 表示を消したい
でも、いちいち <<ステレオタイプ>>
を表示したくない場合もあります。
こんなときは、hide stereotype
キーワードを使用すると描画されなくなるようです。
さらに、特定のものだけを狙って 描画する/描画しない を選択することができました。
その1:全消し+show
キーワード を使用する
hide stereotype show <<表示したい>> stereotype
その2:狙って hide
キーワード を使用する
hide <<表示したくない>> stereotype
応用
上記の仕組みを応用すると、オブジェクトを個別に、見た目の設定ができそうです。
まとめ
だれが描いても図の品質をある程度保ってくれるのがPlantUMLの利点ですが、 その一方で細かいカスタマイズは得意ではありません。
しかし、ちょっとした見た目の変更ならば、ひと工夫すればなんとか対応できそうです。
ソースコードは以下。
@startuml !define CASE0 !ifdef CASE0 title ステレオタイプの表示 !endif !ifdef CASE1 title ステレオタイプを全て表示しない hide stereotype !endif !ifdef CASE2 title 特定のステレオタイプを表示する hide stereotype show <<表示したい>> stereotype !endif !ifdef CASE3 title 特定のステレオタイプを表示しない hide <<表示したくない>> stereotype !endif [過去] <<表示したくない>> [未来] <<表示したい>> [現在] <<表示したい>> @enduml
hide stereotype show <<normal>> stereotype skinparam componentBorderColor<<style1>> #red skinparam componentBorderColor<<style2>> #yellow skinparam componentBorderColor<<style3>> #blue [STYLE 1] <<style1>> [STYLE 2] <<style2>> [STYLE 3] <<style3>> [Normal Component] <<normal>>